まだまだ人生、これからって時に起こってしまった変形性ひざ関節症。
整形外科で診察を受け、説明は受けたものの・・・
何を聞いたらいいのか、これからどうしたらいいのかさっぱりわかりませんでした。
まずは、60代の変形性ひざ関節症の症状とは どんなものなのかを知ることから始めてみよう!
そう思って、自分の症状と照らし合わせながら、色々調べてみました。
そして調べながら思ったことを私なりに書いてみました。
変形性ひざ関節症ってなぁに?
「変形性ひざ関節症」は、加齢によって起こるひざの病気なのだそうです
加齢?そうなんですかぁ・・・って( ´∀`)
確かに、整形外科の先生も そうおっしゃってました。
加齢ならしょうがないよねぇ・・なんてちょっぱなから諦めモードにりましたよ
60代の人に多いの?
私が、変形性ひざ関節症と聞いて、まずイメージしたのはお年寄りでした。
それか、ひざ、腰、関節に!とうたうテレビCMや広告なんかに出てくるモデルの中高年・・
あっ・・そうか私も還暦すぎたんだから 同じ年頃だわね・・
で、発症する年齢を調べてみたんです。
データは古いのですが、女性に多いらしく40代から増え始めるらしいです。
そして60代ともなると実に40%の女性が 変形性ひざ関節症にかかっているとのことです。
ちょっと驚きです( ・∇・)
このデータは2008年のものなので、現在では増えたのか、減ったのか?は不明です。
ですが、ここ数年のコロナの影響で 私のように運動不足になる女性は増えたでしょうから
やはり60代女性で変形性ひざ関節症になる人も おそらく多いと思いますよね。
「膝が痛くて歩けない」
このような状況は、私には無縁な話だと根っから思ってたので、あらためて驚きです。
今となっては根拠のない自信ですが。
症状は?
「変形性ひざ関節症」はひざの関節の軟骨が傷つくことで、関節に炎症が起こり痛みが出るとのこと。
主な症状は「痛み」「腫れ」「動きづらくなる」です。
そうです!私も、その3拍子です。
なんで軟骨が傷つくの?
クッションになってるヒアルロン酸が減ったから 軟骨がすり減るって話は聞いたことがあります。
他にも原因は いくつかあるようです。
そもそも原因はなに?
結局のところ、長い期間ひざに負担がかかることが原因のようです。
それによって関節のクッションの役割を果たしている軟骨に傷がつくんですね。
加齢、太りすぎ、姿勢、運動不足、性別による原因があるとのことです。
ぬぬぬっ・・・私、すべて当てはまるかも〜〜〜〜
加齢
確かに長く生きてりゃ、物理的にも長い期間にひざに負担をかけることにはなりますよね。
はい・・わたくし、生まれて60年を超えましたから。
ヒアルロン酸も年々、減少するっていうのは知ってました。
「人ごとのように聞いてました」が 正しいです。
関節の中の軟骨に栄養を送っているというのがヒアルロ酸。
これが減るってことは、当然 軟骨も傷つきやすくなるってわけですね。
我が事になって初めて理解しました。
太りすぎ
グサっ!です。
いえ、私、そんなにおデブではないんです。
見た目は どちらかといえばスリムな方です。ホントです。
ですが、このコロナ禍で、やはり運動不足になり代謝も悪くなり・・という悪循環。
特に足は ひどいものです。
若い時にあった筋肉も落ちて、脂肪でぶよぶよです。
運動のために歩こう!と思ったわけですが、歩く時に膝にかかる負担は 体重の約3倍です。
今、思うに運動不足解消のために始めたウォーキングですが、
かなり膝に負担がかかってたんですね。
けど、体重を落とすために歩いたのに逆に 膝を痛めるってどゆこと?・・・
もしかしたら、準備運動や栄養のこととか 知っておく必要があったのかもしれないです。
姿勢
わぁ〜〜これは、耳がいたいというか「わかってます!わかってますけど!」です。
私は、小さい頃から背が高くって それで目立つのが嫌でできるだけ肩をすぼめて立ってました。
今の時代でしたら、背が高いことは思いっきり自信が持てたんでしょうけど。
ダンスを始めてからは かなり姿勢を矯正したんですけど、つい気を抜くと背中が丸まってます
というわけで姿勢は悪いんです。
特に背筋が弱いせいで 年齢とともにさらに姿勢は 悪くなってました。
姿勢が悪いってことは 立った時のバランスも悪いわけですから
歩いた時にさらに膝に負担がかかりますよね。
それと!日本人に特に多いO脚の人。
かくいう私も 特に右側が立派なO脚なんですが・・・
O脚って膝の内側に負担がかかるので 内側の軟骨が傷つきやすいのでそこが痛みやすいんです。
私のひざのレントゲン結果もまさしくこれでした。
右ひざの内側が ピリピリ?みたいな感じで痛いです。
運動不足
運動不足で筋肉が落ちてくると 当然ひざに負担をがかかります。
それをクッションのような役割で膝への負担を少なくしてくれてるのが 軟骨なんですね。
膝関節の軟骨ってホントに大切な役割をしてくれてたんですね。
あ〜そんなに頑張ってくれてた軟骨ちゃんだったなんて。
今や、私の膝軟骨ちゃんは傷ついてしまって、膝を動かした時の衝撃を和らげることが充分にできずにいるのですね。
傷ついたり、すり減ってしまった軟骨って再生されないんでしょうか?
難しそうですが、改善に向けて情報を探っていきたいと思いまぁ〜す。
性別
データからも 変形性ひざ関節症は女性に多いようです。
閉経など女性ホルモンが関係しているとのことです。
あ、そう言えば私、閉経が早かったせいもあるのかなぁ・・
女性ホルモンが減っていたのね〜〜
たしかに、周りの同じくらいの世代を見てみますと・・
私のように 膝が痛いって言ってるのは、女性が多いです。
階段は辛いよねぇ、椅子から立ち上がる時は、あたた・・・だよね
って共感し合えるので そこで何か不思議な共感コミュニティが出来てたりしてます。
60代変形性ひざ関節症について思うことまとめ
正直、こんなことになるとは 全く予想していませんでした。
そもそも、ビビり症で面倒くさがりで病院嫌いの私です。
そのうち痛みは無くなるだろう、ただの使い痛みだろう、なんてな具合でなめてました!
ところが、さすがにこれは ヤバいって思うようになってから整形外科で診察を受けたわけです。
レントゲン、MRIの結果を見ながら、先生の説明を聞いているようで理解できず・・
「ここがね、すり減ってるでしょ?半月板損傷、変形性膝関節症ね。将来的には手術もね・・」
って先生、怖いことおしゃる・・
痛み止めの注射、水抜きもしてもらい、湿布、飲み薬、ひざサポーター・・
今後はヒアルロン酸注射などの治療法の説明も聞きました。
処方された湿布や薬を飲み切る頃には、痛みは薄らいでそのうち痛みはなくなるんだろう・・
くらいに思ってました。
すみません、完全になめてました。
”変形性ひざ関節症” は、そのうち改善されるなんてなことは ありません!
だって、再生されないであろう軟骨がすり減って、膝に負担をかけてるのですから!
事実、数週間経っても、二ヶ月経っても なんら痛みは変わりませんでした。
それどころか、むくんだり腫れたり、時には 寝てても痛みで目が覚めたり・・
すると、これからどうなるんだろう?という漠然とした不安でいっぱいになりました。
逆に変形性ひざ関節症について知るのが怖くなりました。
病院でもらった変形性ひざ関節症に関する資料や私のひざの説明資料も見て、見ぬふりです。
不安だらけの日々が続きましたよ。
それでも自分なりにストレッチをしたり、足の筋肉をつけるトレーニングをしたり・・
同じようなひざの悩みを持っている友人に聞いてみたり・・
少し気分的には、なぐさめになりましたが。
ひざに関しては特に何も改善らしきものは感じませんでした。
4ヶ月が経ちました。
人間って不思議なもので いいんだかなんだかこの不安状況というのにも慣れてくるんでしょうか。
ちょっと不安慣れ?してきたので 心に少しばかり余裕ができたんです。
そこで、
やっと具体的に何をしていけばいいのか?
ちゃんと変形性ひざ関節症を知るところから始めてみよう!と思うようになりました。
そして 私の変形性ひざ関節症とちゃんと向き合って行こうと思いました。
”希望”を持って向き合うって大切ですね。
この一歩がきっと改善につながることを信じて!
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